yasudacloudの日記

札幌に住むソフトウェアエンジニア

PHP8技術者認定試験上級が公開された

RSS通知で今朝、こんな記事が届きました

www.phpexam.jp

 

PHP8の試験ですね。

上記サイトを見ると分かるのですがPHP7では上級試験がなかった(見当たらない)のです。受験を考える人の中には上級受けたいなーとか、でもどうせならバージョン8だよなーって思う人も多かったのではないでしょうか。

 

ちなみに自分は結構前の頃のPHP5の上級試験で準認定止まりとなっています😅

これは個人的なリベンジを果たすチャンスかもしれません。

 

言語の資格試験について

持論ですが、プログラミング言語の試験というのは勉強して合格したからといって仕事の出来が良くなるとは思っていません。

これには理由が幾つかあって、まずそのプログラミング言語の性質とシステム化を行う要件の特性がマッチするとは限らないためです。

 

似たような例を挙げると、例えばデータベース(RDB)の設計とアプリケーションの制約がそれに近いものがあります。DBの設計では重複項目の排除する、推移的関数従属性を無くすといったことを行います(正規化)が、システムというのは当然DBだけで完結するわけではありません。呼び出すアプリケーションが存在し、どれほどの回数呼び出すか、データを加工して取得するのか、どういう更新を行うのか、といったことを考慮する必要があります。

つまり、DBだけを見て無駄なく最適化(正規化)されているからと言ってもシステム全体で見た時に必ずしも正解ではないということです。

 

話を戻して、少し違う観点で考えます。

当該プログラミング言語を仕事で使っているのであれば基本的な関数や予約語、クラス構文やインターフェースは熟知しているはずです。(前提)

しかし、プログラミング言語の試験は仕事ではなかなか使わないようなコアな関数や言語仕様を問う問題も出てくるため仕事に活かしにくいと思います。

 

プログラミング言語の試験の良いところ

ネガティブな感じになってしまいましたが、良いところも多くあります。

例えば前述したように仕事でそれほどがっつり当該プログラミング言語を使っていない場合です。襟を正すという気持ちで基礎の部分から学び直すことは価値のあることだと思います。

 

そして他の人から見た時にプログラミング言語の資格はとても分かりやすい指標になります。ベンダーのセキュリティ試験やAWS/GCP/Azureの試験よりもプログラミング言語の試験は明確に「これができます!」という印象を持ちます。もちろん就職活動にも一目で伝わりますよね。

 

個人的に、この試験はいずれ受けたいなと思っています。

昔のリベンジ!なんて気持ちもちょっとはありますが、社内における資格取得や勉強のハードルが下がったらいいなーと思っているからです。

最近はPHPを書く機会が減っていて、ポジション的にもバックエンドのプログラミングをガリガリ書く人ってわけでもありません。だからこそちょっとした空き時間で勉強して「勉強して受けてみたら受かった!」みたいなノリが伝播すれば他のメンバーにも良い刺激になるかな?と思っています。

 

暇な時間を見つけて勉強を始めたいと思います・・いつか><