開業届を出してからちょうど一年経ちました。プライベートのあれこれも含めざっと振り返っていこうと思います。世の中にはこんな人間もいるだなーという感じで読んで頂ければ。
ちなみに現在、確定申告に苦戦しております..
始めた頃の準備
最初の一ヶ月目は準備期間のように考えていたので、税務署から銀行、年金事務所の諸々の手続きを余裕もって行うことができました。同時に引越しの準備をしていたのでこれもタイミングが良く、二ヶ月目(3月)からスムーズに仕事に着手することができて良かったです。
プロジェクトのアサイン前に使っている技術を知ることはよくあることですが、既にある程度身につけているものであれば改めて学習の時間を割く必要はないと思ってます。(知見のないものはキャッチアップしますが)
それよりプロジェクトに集中するために充実した環境を整えることに費やしました。モニター増やす、SaaSを導入する(オフィスや会計ソフト等)、防音壁作るとかです。
他にはネットワークが繋がらない(遅い)とかPC周辺機器が壊れたといった異常時の対応を考えておくと良いと思います。自分の場合はマウスやキーボード、イヤホンがそれぞれ2つストックがあるのでいつ壊れても安心です。(たまたま持ってた)
自分が準備したのはこんな感じですかね。そういえば3〜4月に大型二輪免許を取りに自動車学校に通ってました。平日の朝、つまり仕事前に行くこともあったので今思えば頑張ってた方だと思いますw
仕事の掛け持ち/休日との向き合い方
大変ありがたい事に、縁あって複数のクライアントからお仕事を頂く機会がありました。私が根っからの夜型ということもあって、仕事を掛け持ちして夜とか土日に働くこのはあまり辛くありませんでした。それほどタイトなスケジュールを求められなかったのも大きいかもしれません。
ただやっぱり頭の切り替えとかモチベーション維持は難しいなと感じる時もあります。人間は並列処理に特化して設計されていないんですね。食生活を変えたり、休む時は一切仕事を忘れることをしたり、毎週金曜に小さいご褒美を与えたり・・・。
色々試した結果、『ファミレスで好きなものを食べた後、コーヒー飲みながら読書する』というのが一番リフレッシュできたのでおすすめです( ´Д`)y━・~~
あとPC周辺機器でこれあったら便利だなーと思ったら、高価なものでなければなるべくすぐ買ってました。忙しい時にストレスを増やしたくないですし、やはり便利なものが増えるとやる気も上がるので案外そんな単純なことで乗り切れます。
休養期間
9月は案件の一つが落ち着いたこともあり、月80〜100時間くらいの稼働で比較的穏やかでした。
せっかくなのでどこかウィークリーマンションでも借りて休養取ろうかと思ったのですが、企画倒れしてしまい断念。今年は1週間くらい行った事ない所で過ごすのが一つの目標です。時間があっても習慣や明確な目標がないと重たい腰は上がらないものなので、先日記事にも書いた勉強カフェのように習慣化しておくことの重要性を痛感しました。
テック的な学び
新しい技術に触れてスキルが増えた!みたいな実感は正直ありませんが、これは思っていた通りなので驚きはありません。
何故かというと、フリーランスに求められるのはエンジニアが既に持ってる知識やノウハウでシステム開発に貢献するということだと思っているからです。つまり、私が求職者(就活中)だったら面白そうな業界とか興味のある技術を扱ってる会社に大変惹かれるのですが、フリーランスとしてはそういった自身の希望や個人的なロードマップのために仕事をするわけではないと考えています。
その分、会社員でいる頃よりもっと自分で多くのことを学んでいかないといけないのですが、最近疎かになっていることが否めず、、先日の申し訳程度のAWS資格へと繋がります(´ω`)
ちなみに私のここ一年で扱った技術のうち、2件以上のプロジェクトで使われているものにNextJS、Terraform、PHP、AWS、Strapiといったのがあります。特にNextJS(React/TypeScript)は採用事例ももう頻繁に耳にしますね。
テック的じゃない学び
プロジェクトが増えたり変わったりすると、一緒に仕事をする人も相対的に増えるわけです。ここがフリーランスで一番面白いところだと思っていて、一年間で色んななタイプの人に出会えました。
特に他のフリーランスの方と一緒に仕事をすると学ぶことが多いです。仕事の進め方とかヒューマンスキル、私生活とのバランスの取り方とか色々な気付きがあります。もちろん良い面ばかりではありませんが、自分がフリーランスになりたいと思った理由の一つに、色んな環境で働いてみたいというのがあるので働き方という面では満足しています。
どういう人がフリーランスに向いてる?
最後に聞かれてもない疑問に答えてみようと思います。
この一年で出会ったフリーランスの方で、直接会話したことがあるのは20〜25人くらいです。その中には、子育てしながらうまく両立してる人やコミュ力が高くて周りから厚く信頼されてる尊敬すべき人もいました。
しかし、中には途中で居なくなってしまう人が5〜6人ほどいました。居なくなるというのはバイトをバックレるように仕事(契約)を放棄するということです。さっき言ったように本当に色々なタイプの人がいるので、個々の事情や仕事観も様々です。
どんなプロジェクトであっても基本的に納期やリリース、要件という概念があるので、向いているというのは結局のところ『ゴールまでどれだけ踏ん張れるか』という根性論のような気がしています。期待していた答えと違ってたらすみません。
要件に合致していれば年齢、性別、地域はあまり関係なく、それよりどこに重きを置いているかで変わってくると思います。労働時間、働き方、お金などで絶対的に譲れない高いハードルがある場合はそもそも難しいかもしれません。
最後に
短いような長いような感じでしたが、とりあえず一年!個人事業として活動できました。今年はもう少し精力的に発信したりWebサービスを開発&運営していきたいなと考えてます。
今後とも宜しくお願い致します٩( 'ω' )و
お仕事のご相談も絶賛受け付けております。