7、8年ほどJetBrainsのAll Products Packを契約してたのですが、今年の更新は見送ってWebStorm単体のサブスクに変更しました。
辞めるに至った事由や金額の推移について書いていきます。
理由1. 連続で値上がりしている
結局のところ値段が一番の理由です。これまで支払った各年の値段はこんな感じです。
2025年 26,704 JPY(今年の請求予定)
2024年 24,796 JPY
2023年 22,889 JPY
2022年 18,920 JPY
2021年 18,920 JPY
2020年 18,920 JPY
2019年 $160.92 (約¥17,600)
2018年 $214.92
2017年 $226.81
2016年 $89.00(PHPStorm単体)
All Products Packは2017年から契約しています。値上げは2023年から3年連続で2,000円ほど上がっています。ちなみに上記のうち2019年からは40%引きされた上での値段になります。
また、日本語ブログによれば年に一回、為替相場によって価格改定が行われると記載がありますが、昨今の情勢的に値下がりは想像できないですね。
で、WebStorm単体のサブスクで購入して年¥6,236まで下がりました。All Products Packから単体のIDEのダウングレードはボタン一つで切り替えができて簡単でした。
理由2. 使うIDEが限定的になってきた
昔は勉強や遊びで色んな言語やフレームワークを使っていたので色んなIDEを使っていましたが、近年はフリーランスになったこともありAll Products Packの利点が薄れてきました。
加えてプロジェクトによってはパソコンが支給されて開発環境に縛りがあることもあって、ここ数年使っていたのはIntelliJ、WebStorm、DataGripの3つが大部分を閉めていました。
理由3. AI Assistantが同梱されない
All Products Packとは別のサブスクという扱いになり、年額¥15,400ほどかかります。以前AI Assistantがプレビュー版の頃に使ってみて使用感はそんな悪くなかったんですが、まあコード以外にも利用できるChatGPTでいいかなと感じました。
ここ数年だとテストに特化したIDEやリモート開発のツールなどがリリースされていますが、AI Assistantが含まれなかったのは残念。
移行先
Web系はなるべくWebStorm、Flutter開発でIntelliJ使っていたのはAndroid Studio、それ以外はVSCodeに移行しようと思います。
エディターは慣れれば何とかなりそうですが、DataGripが使えなくなることが意外と困りそうで代替手段を模索中。
まとめ
ずっと個人で契約して使っていましたが、今年は見送り。法人プランでIntelliJやPHPStormを単体契約してる会社はたまにありますが、All Products Packで契約してる法人/個人に会ったことないので、実は少数派だったのかもしれません。
サブスクは定期的に見直さないと増える一方なので、競合サービスも日頃からキャッチアップしておくと移行もスムーズだと思います。All Products Packを辞めたと言っても月額利用もできるのがサブスクの良いところで、プロジェクトで必要になったらまた検討します。
2年前の更新にも値上げに不満を言ってたようで( ´Д`)y━・~~