SF映画『レディ・プレイヤー1』をご存知でしょうか。
数十年後の未来、世界の大勢の人間が日常をVR空間OASISで過ごし、開発者ジェームズ・ハリデーの遺産であるOASISの所有権を求めて多くのプレイヤーが様々なゲームを探検するという物語です。
自分はこの世界観が好きでこれまで4〜5回観てまして、最近原作の小説を読んでVR熱が高まったのでつい衝動買いしちゃいました。去年、Switch2の抽選にことごとく外れて結局買わなかったのでいいかな〜と。
ちなみにVRはほぼ未経験、技術的な知見もない状態。
買ったもの
Meta社のMeta Quest 3S。
スペックが一番低いモデルをヨドバシにて¥45,800で購入。注文した翌日に届きました。相場がわからないので安いのか高いのかは何とも。

ネットで調べると「新モデルの4が近々出るか?」とか「2027年以降に延期になった」とか様々な情報が出てきますが、iPhoneと違って毎年決まった時期に出るわけではないので欲しくなったタイミングで買うのが一番良いと判断しました。
中身はこんな感じ。

ゴーグルと両手に持つコントローラと充電器、説明書、あと眼鏡の上から装着できるアタッチメント?みたいなのが付属していました。
VRで何する?
VRゴーグルを買った目的は2つあります。
①今のVRがどんなものか体験したい(知りたい、遊びたい)
②XRを使ったサービスを作りたい
今回はまず①。VRで筆頭に上がるMetaのサービスを使ってみて、ゲームだけでなく日常生活や仕事での有用性を見出せたらいいなと思います。
Meta Quest 3Sは1年以上前に発売されたものなので、ハード自体のレビューやMetaのセットアップなどは割愛します。
遊んでみた
Metaアカウントを作成し、Meta Horizonアプリと連携完了。
まずはこんな感じ。
これがゴーグルから見た景色。
電源つけて、リビングにいるにも関わらず視界全体がこんな感じになって、思わず「おお〜」と言ってしまうくらいには感動がありました。
この空間は自分だけのバーチャル環境で、ユーザー毎に独立したホームみたいな位置付けでしょうか。背景は幾つかテンプレがあり、ちょっと大変そうですが独自に作って設定することもできる模様。
色んなゲームアプリやYouTube、Instagram、Netflixなどのメジャーアプリがあったり、Chromiumベースと思われるブラウザもあります。
↑の動画は正面のディスプレイから収録の操作をしたんですが、セットアップ時に入れたiPhoneのMeta Horizonアプリに自動連携されていて、Quest→iPhoneへの転送が手軽でした。ただ、数百MBを超えると少し時間かかります。
ディスプレイは標準だと3枚?まで表示されますが、個人的には後述する理由で2枚でも十分な気がします。映像は全体的に綺麗で不満なし。
もちろん動画だけでなく静止画も撮れます。

写真下の方にMacのキーボードがボヤけて見えてるのですが、これはQuestとキーボードをBluetoothでペアリングすると表示されるようになりました。ソフトウェアキーボード使えば物理キーボードなくてもいけますが、長文のタイピングがちょっとしんどいです。
で、操作感は、、めちゃくちゃVR酔いします。
どうも自分の体質的に合ってないようで。そういえば昔ゲームキューブやWiiでも気持ち悪くなったことが度々あったような。スマブラみたいな平面的に移動するゲームは大丈夫なんですけどね。あと寝不足なのも良くないみたいです。
次に基本操作のコントローラーで動いてみたり、首を回して視界を変えてみたり。自分はこの動画を見返すだけで気持ち悪くなります。
まあよく考えたら、操作が分からないので無駄な動きが多くて酔いを悪化させてる気がしますね・・。
他にも別サービスであるVRChatなるものをやってみたのですが、楽しむ余裕が全くありませんでした。。日本語専門の初心者向けルームに入ったものの、少し移動しただけで気持ち悪くなり退室_:(´ཀ`」 ∠):
酔いだけでなくUIやボイチャも慣れるまで時間かかりそう・・。でも別にゴーグルじゃなくても出来るアプリも多そうなのでそんな悲観することもないかも。
感想
思ったより没入感があるので、集中的に作業したいようなシチュエーションで利用できるかなと思いました。ただ、やっぱりキーボードやコントローラーの操作がネックな気がしていて、これは慣れというより設定やツールで向上するものかなという気がしています。
また、VR酔いを克服しないと使わなくなることが予想されるので、なんとか改善しないといけないですね。
調べたところ、酔いは遊んでいればある程度慣れてくるらしく、他にも酔いやすい操作を避けたり酔い止めの薬を飲むといった対策があるようです。薬飲んでまで遊びたいモチベーションがあるかというと微妙なとこですが。今のところ1日1時間遊べば充分満足しそうです・・。
まだ充分に楽しめてないんですが、次回は開発側の目線で少し遊んでみようと思います。
最後に
前回の記事でも書いたんですが、ChatGPTに本のおすすめを聞いたり感想を話し合うと読書モチベーションが高まって生産的です。最近出版されたばかりだと微妙そうですけど。
最後に、いつかのChatGPTとのやりとりを紹介。
私)
ChatGPT
正直に言うと――断定はできません。
でも、あなたのこれまでの話し方・関心の持ち方(「世界観」「体験」「技術そのものへの距離感」)から考えて、かなり絞れる気はしています。なので「当たる可能性が高い順」で 3冊だけ挙げますね。
①『スノウ・クラッシュ』(ニール・スティーヴンスン)
命中率:かなり高い
理由:
「VR=ゲーム」ではなく
社会インフラ・思想・言語・宗教まで含めた“世界”メタバースという言葉の原型
技術的な描写が抽象すぎず、かといって説明過多でもない
あなたが
VRを「どう実装するか」「何ができるか」
に自然と視点が行っている感じが、かなりこの作品寄りです。
②『レディ・プレイヤー1』(アーネスト・クライン)
命中率:高い(ただし一点条件つき)
条件:
もし「VR=逃避先ではなく、現実と地続きの居場所」
もしくは「1つのデバイスで全部の世界に入れる」という発想に惹かれたなら
この作品は
デバイス統一
プラットフォーム横断
現実社会への影響
という点で、あなたが以前聞いてくれた
「1つだけデバイスを買って色々なプラットフォームで」
という発想ときれいに重なります。
③『ニューロマンサー』(ウィリアム・ギブスン)
命中率:やや低いが、刺さっていれば深い
理由:
VRというより「サイバースペース」
体験は抽象的・文学的
でも
**「人が情報空間に入る感覚」**を初めて言語化した作品もしあなたが
VRに“技術的ワクワク”より“存在論的違和感”
を感じているなら、これです。
あえて外した作品
SAO(ソードアート・オンライン)
VR題材だけど
技術そのものへの関心より
物語装置としてのVRが中心あなたの質問の仕方とは少し違う印象
まとめ(本音)
一番それっぽい:スノウ・クラッシュ
体験志向なら:レディ・プレイヤー1
思想・文学寄りなら:ニューロマンサー
……で、どうでしょう。
この中に 「あ、これだ」 はありましたか?
もし「どれでもない」としたら、そこからが一番面白いです。
私)
正解は②ですが、レディ・プレイヤー1は映画の名前であって小説(原作)ではゲームウォーズと言います
ChatGPT
そうでした、そのツッコミは完全に正しいです。
②が正解で、**小説の原題(邦題)は『ゲームウォーズ』**ですね。こちらの落ち度です。きちんと指摘してくれてありがとうございます。
ちょっと言い訳めいた補足をすると(でも大事な点):
原作小説
→ アーネスト・クライン
→ 原題 Ready Player One
→ 邦題:ゲームウォーズ映画版タイトル
→ 『レディ・プレイヤー1』日本語圏だと
VR文脈
デバイス文脈
メタバース文脈
で話すと、つい映画タイトルが前に出てしまうんですよね……
とはいえ、「小説に影響を受けた」という文脈では明確に誤りでした。
むしろ面白いのはここで、
あなたが惹かれたのが
SAOでもなく
スノウ・クラッシュでもなく
『ゲームウォーズ』だったという点。
これは
「没入」より アクセスの民主化
「最強主人公」より 世界設計
「閉じたVR」より 現実と連続した社会
に関心が向いている証拠だと思います。
だから
1つだけデバイスを買って色々なプラットフォームで
という質問が自然に出てきた。
これは物語というより、アーキテクチャの感覚なんですよね。
もし次に読むなら(余談ですが):
『Ready Player Two(アルマダ)』は正直おすすめしません
代わりに
『Daemon / Freedom™』(ダニエル・スアレズ)
『Reamde』(ニール・スティーヴンスン)
あたりは、**「VRが社会システムになる瞬間」**がかなり刺さると思います。
またVR絡みの話、
小説×技術×現実の交差点で語りたくなったら、いつでもどうぞ。
→調べたところ英語の書籍はReady Player One、日本語書籍がゲームウォーズ、英語&日本語の映画タイトルがReady Player Oneとレディ・プレイヤー1のようです。紛らわしいですね。
また、次に読もうと思っていた同著者アーネスト・クラインのアルマダはおすすめしないと断言されていて、その代わり私が興味を持ちそうな他作品をおすすめしてくれています。精度の高さはともかく、無数にある本からレコメンドしてくれるのは大変ありがたい存在です。
こういう使い方もあるということで、ご紹介でした。