yasudacloudの日記

札幌に住むソフトウェアエンジニア

独立に向けた振り返りとか何とか

早いもので気づけば社会人歴(業界歴)が10年目でした。これまで多くの方々と出会い、色んなプロジェクトで沢山の技術に触れてきました。

まずは新卒の頃から今日まで簡単に振り返ってみます。

新卒〜3年目くらいまで

駆け出しの頃は経験も少なく視野も狭かったので、この業界にいるうちはSE/PGかマネージャーの選択肢しかないのだろうとぼんやり考えていたのを覚えています。仕事でPHP案件があまりにも多く、同じ技術しか使っていないことで自分は成長出来ていないともどかしさがありました。

当時はまだフルスタックエンジニアが死語ではなく、LAMP開発ではよく聞いた言葉だったので自分も色々できるようになりたいと憧れがあったかもしれません。

4年目〜7年目くらいまで

ありがたい事にサーバー構築やスマホアプリ開発を任されることがちょこちょこありました。フロントはReactやAngular、バックエンドはLaravel、インフラはAWS、コンテナといった今日もよく使われるテクノロジーに触るようになりました。

これらのスキルの多くは誰かから教わったり書籍から体系的に学んだものではありませんでした。当時は問題視していませんでしたが、仕事ありきではなく基礎からしっかり身につけるようなアプローチを取った方が良かったかもと記事を書きながら思いました。

8年目〜今日まで

領域を跨って仕事をするようになってきました。最近はAWS、サーバレス、コンテナを重点的に勉強しているつもりですが、まだまだです。

自分でも少し意外だったのは未経験メンバーや後輩に技術的な話を教えることが結構やりがいを感じるということでした。出会った方々の人柄が良かったおかげです。

また、求められるロール(≒スキル)がその時々で変わるので力を発揮しやすい一方、同職種の人と摩擦が起きやすくなった気がします。特にピラミッド型の組織では人を型に嵌めて考える傾向にあるため、手広くやろうと組織構造や役職が妨げになることがよくありました。

テック企業の変化

最近は企業の発信がとても増えているので組織体系や働き方、マネジメントの工夫、プロジェクトの成功/失敗話、技術的な話など色々入ってきて面白いです。これらを技術広報と表現してるのをよく聞くようになりましたが、たしかにそれまでピンとくるフレーズがなかったので良い総称だと思います。

技術広報や採用を見ているとエンジニアに寄り添ったポジションが増えている印象があります。テックリード、エンジニアリングマネージャー(EM)、SRE、CREなど。

これは技術的なインプットをしたい人や求職中の人にとっては追い風ですが、逆に言うと今時の文化や技術をアピール出来ている企業とガラパゴス化した企業が外からも分かりやすくなってしまっていると言えます。こういった変化の裏側には人手不足や昨今のリモートワークの影響もあるのかもしれませんね。

働き方の見直し

結局はここに着地します。

以前人にも言われたのですが私は出世欲というものがないみたいです。それよりもストレスが少なかったり、やりがいを感じる仕事を続けている方が幸せな人生だと思えるからかも。責任を追いたくないという意味ではありません。

また、領域(職能)で職種を決めない方が自分の性に合ってると感じています。フロントエンドはフロントエンドしか実装しない、インフラ構築者はWebアプリの中身を知らなくていい、みたいなスタンスだと各メンバーがみんな優秀じゃないとなかなか成立しないのです。

最後に

紆余曲折ありましたが、2月から個人事業主として活動することにしました。

これまでの経験を活かし、世の中の問題解決をするために一層貢献していければと思います。

やっつけ感ありますが、とりあえずHPは準備しました😪

とりあえず初年度売上1000万くらいを目指して頑張ろうと思うので、下記よりお仕事のご連絡お待ちしています 笑

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