とあるきっかけでキュレーションサイトを作ろうと思い至り、AWS LightsailでWordPressを立てたので手順を残します。
1. インスタンス作成&静的IP
まずはAWS Lightsailの画面からWordPress Multisiteを選択して作成。
まだ立ち上げ段階なのでスペックはとりあえずメモリ1GBで・・。
インスタンスを作ったらまずは固定IPをアタッチします。
ここでWordPressにログインしたりSSHで繋げても良いんですが、ドメインを購入して反映まで少し時間かかるので先にそっちをやります。
2. 独自ドメイン取得&aレコード設定
独自ドメインを調達。レジストラはどこでもよく、購入したらaレコードにさっきの静的IPを設定します。
自分の場合はバリュードメインを使っているのでIPアドレスxx.xx.xx.xxを下記のように設定しました。
a * xx.xx.xx.xx
3. WordPress側で独自ドメインを設定
管理画面の初期ユーザー名はuser、パスワードは/home/bitnami/bitnami_application_passwordに記述されています。
URLはhttp://静的IP/wp-adminでアクセスします。
独自ドメイン設定はパスで言うとwp-admin/network/sites.phpから行います。詳細は公式ドキュメントが詳しいのでこちらを参照。
ここまでで独自ドメインで管理画面とトップ画面が表示されるはずです。
4. phpMyAdminも入っていた
Apacheの設定を見ているとPHPMyAdminの記述を発見。
/opt/bitnami/apache/conf/bitnami/phpmyadmin.conf
さすがにデフォルトで有効になってないだろうなと/phpmyadminでアクセスすると
For security reasons, this URL is only accessible using localhost (127.0.0.1) as the hostname.
と出ました。
ググったところ、WebからPHPMyAdminを開く方法は
1. phpmyadmin.confでコメントになってるBasic認証を有効にする
2. ローカルPCからSSHポートフォワードで127.0.0.1からアクセスする
という2通りがある模様。1はhtpasswdコマンドを使ってパスワード生成&設定するだけですが、まあ2の方が好みですかね。
が、よく考えたらphpMyAdmin自体が別に必要ないので設定ファイルから削除。DataGripおすすめ。
5. SSL化
SSL対応はドキュメントに記載されています。
これで上手くいかない場合は下記を確認します。
取得した証明書の確認
sudo certbot certificates
bitnamiのApacheの再起動
sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart apache
証明書を設定しているconf
/opt/bitnami/apache/conf/vhosts/wordpress-https-vhost.conf
まとめ
数年ぶりにWordPress触りましたが環境構築はそれほど変わってなかったので楽でした。
ホスティングしなくてもnote、はてブロ、livedoorブログあたりでも全然良かったんですがね。まあせっかくならということで( ´Д`)y━・~~